※なお、ここに記載するのは一般に競技シーンでつかわれる呼称であり、必ずしも公式のものとは一致しないことに注意してください。
なお対応する日本語は名詞形にしているが、ほとんどの英語の用語はそのまま動詞(自動詞、他動詞)としても使用される。
例)
Yo, did he just walk up, slowly, and down smash?
「おいおい、今ヤツはゆったりと?歩み寄って?下スマしたのか?」
We tech those, guys, we tech those.
「あれは受け身できるんですよみなさん。受け身できるんです」
1. 技名
- Jab: 弱攻撃
- Dash attack: ダッシュ攻撃
- Tilt: 強攻撃。Tiltは「傾ける」の意味
- Forward tilt (F-tilt): 前強
- Up tilt: 上強
- Down tilt: 下強
- Smash: スマッシュ攻撃
- Forward smash (F-smash)
- Up smash
- Down smash
- Aerial: 空中攻撃
- Neutral air (Nair): 空N。略した時の発音は「ネアー」
- Forward air (Fair)
- Back air (Bair)
- Up air
- Down air (Dair)
- Special: 必殺技。長ったらしいので実況ではわざわざspecialとは言わない
- Neutral B
- Side B (Forward B)
- Up B
- Down B
- Grab: つかみ
- Dash grab: ダッシュつかみ
- Pummel: つかみ攻撃
- Throw: 投げ
- Forward throw
- Back throw
- Up throw
- Down throw
- ガード・回避
- Shield: シールド、ガード。guardとは言わないことに注意
- Light shield: Zシールド(DX)
- Spot dodge (Side step): その場回避
- Air dodge: 空中回避
- Roll: 緊急回避。「転がる」の意味
- Jump:
- Double jump: 2段ジャンプ
- Short hop: ショートジャンプ。short jumpとは言わないことに注意
- Footstool: 踏みつけ(X以降)
- Wall jump: 壁蹴り
- Taunt: アピール。「挑発」の意味
2. 基本共通テクニック
- 移動あれこれ
- Walk, Dash, Crouch, Crawl: 歩く、走る、しゃがむ、しゃがみ歩きする
- Dash dance: ステップ
- Wavedash: 絶、絶空(DX)
- Waveland: 台絶空、崖絶空(DX)
- Perfect pivot: TANIステップ、立ちキャンセル。pivotは「方向転換」
- B-reverse: 空中ダッシュ
- Tech: 受け身
- Tech in place, Tech roll in, Tech roll away: その場での受け身、相手のいる方向へ回避する受け身、相手から離れる方向へ回避する受け身
- Get-up attack: 起き上がり攻撃(崖からの場合も同じ)
- Amsah tech: 床受け身。オランダのプレイヤーAmsahから。攻撃を受ける際下方向にベク変してあえて地面にぶつけり受け身を取ることで吹き飛びを拒否すること。
- Tech chase: 受け身狩り
- DI: ベクトル変更。Directional Influence「方向に影響を与える」から。SSB4では前作までと原理が異なるため一時はvectoringという用語が使われたりもしたが今はこれに落ち着いた
- Survival DI: 撃墜を拒否するためのベク変
- Combo DI: コンボから脱するためのベク変
- SDI: ヒットストップずらし。Smash DIから。スマッシュ入力を行う容量でスティックをはじく動作に由来
- Crouch cancel: しゃがみ耐性
- 復帰関連
- Recovery: 復帰
- Sweet-spot: 崖つかまり
- Edge-guard (Ledge-guard): 復帰阻止。edgeは「端」、ledgeは「崖」でどちらもよく使われる
- Ledge trump: 崖奪い(SSB4)
- Gimp: (吹き飛ばしによるKOを伴わない)復帰阻止。フォックスのリフメテオなど
- ガード関連
- Power shield: ジャストガード
- Shield-drop: シールドドロップ。直前までシールドを張ったまま足場から降りること
- ... out of shield: 「シールドから出て」の意味でガードキャンセルを表す。Up B out of shield, Nair out of shield のようにつかう。
- つかみ関連
- Pivot grab: 反転つかみ
- Chain grab: 投げ連
- Tomahawk grab: トマホークつかみ?ジャンプで攻撃に移行すると見せかけてそのまま着地し相手をつかむテクニック
- Command grab: 「つかみ」とは異なるが、クッパの横B、ガノンドルフ(X以降)の横Bなどガード中の相手を「つかむ」ことができる技
- メテオ関連
- Spike: DXでは裏メテオともよばれる。メテオ返しができない下方向への吹き飛ばし技はすべてspikeと呼ばれるため、DXの一部技を除いてmeteor smashという語が使われることはない。Dunk, dipなど様々な表現があるが用語としてはspike。
- Stage spike: 崖メテオ
- Meteor smash: メテオ
- Meteor cancel: メテオ返し
- 判定関連
- Hitbox: 技の当たり判定
- Hurtbox: キャラの当たり判定(攻撃を受ける範囲)
- ダウン関連
- Jab reset: 弱起こし
- Jab lock: ダウン連
- 撃墜等
- Kill, K.O: 撃墜(する)
- Die: 撃墜される(こと)、ストックを失う(こと)
- SD: 自滅(する)。Suicidal Death「自殺」から。
- 戦略関連
- Option: 行動の選択肢
- Read: 読み。Yomiという語を聞くことも有る。
- Mix-up: 択を書ける。読み合いにする、読み合いを広げる。「混ぜこぜにする」を意味し、様々な行動を織り交ぜることで相手に行動を読まれにくくすること
- Punish: 相手の隙、甘い行動を狩る(こと)。直訳は「罰を与える」
テクニックに関しては色々ありすぎておそらく全然網羅しきれていませんが、もし「英語でこれなんていうの?」とか「英語の実況で◯◯っていってるのは何?」などの疑問がありましたらコメントをいただければできるだけお答えします。もちろん「これは違う」というご指摘があれば積極的にいただけると幸いです。次回からはキャラクター別の用語に入る予定です。
※6/25 コメントを受けて修正。
※6/25 コメントを受けて修正。
このコメントは投稿者によって削除されました。
返信削除いつも楽しく読ませてもらっています。
返信削除AmsahTechは日本では床受け身と読んでいると思います。
あと、Crouch cancelを、攻撃くらっても直ぐ動けるもののことを示されているのであれば、
ベクトル変更よりも(全く無関係なわけではないですが)むしろオートSDIの影響の方が強いです。
ASDIで地面にめり込むことで、ヒットストップが終わった瞬間着地したことになって、のけぞりモーションがキャンセルされる、というのが原理です。
コメントありがとうございます!
削除> AmsahTechは日本では床受け身と読んでいると思います。
なるほど、「床受け身」がAmsahTehなのですね。意味を勘違いしていました。
> あと、Crouch cancelを、攻撃くらっても直ぐ動けるもののことを示されているのであれば、
ベクトル変更よりも(全く無関係なわけではないですが)むしろオートSDIの影響の方が強いです。
ASDIで地面にめり込むことで、ヒットストップが終わった瞬間着地したことになって、のけぞりモーションがキャンセルされる、というのが原理です。
ひどく浅い理解しか出来ておらず恥ずかしい限りです。むしろSDIが根本原理に近いのですね、大変勉強になります!
非常に貴重なご指摘をいただいて、本当にありがとうございます。まだまだ勉強が足りないようなので今後も精進します^^;